ミジンコでもわかるマーケティング論のノート: マーケティングの全体像

マクロ的視点からマーケティングを捉える

マーケティングは買い手の立場に立って考えることであることを、前回のノートで説明しました。

参考  マーケティングとセリングの違い

買い手の立場に立ちながら、どのように自社の製品やサービスを売るか、その仕組みを考えることがマーケティングになるのですが、このノートではその流れを事前に大まかに見ておきたいと思います。

標的市場(ターゲット)の決定

マーケティングは買い手の立場から売れる仕組みを考えることです。

ということは、誰が自社の製品・サービスを欲しいと思っているのかを知る必要があります。

とはいえ、売り手側も誰に向けて売るのかを事前に決めておかなければなりません。

お客さん一人一人に合わせた商品をつくることは難しいことですから。

そこで、誰に向けて売りたいのかを、事前に決めておく必要があるのです。

そのことをマーケティングでは市場細分化(segmentation)と呼びます。

市場細分化には住んでる場所や年齢、性別など様々な基準があります。

どのように市場細分化をしていくのか、その方法論を勉強します。

製品コンセプトとポジショニングの明確化

市場細分化を行うことで、自社の製品・サービスのターゲットを明確にした後は

そのターゲットに提供する製品・サービスの製品コンセプトをより明確にします。

「ターゲットのニーズについて考えて、そのニーズをどのように満たすのか」

それを具体的に言葉で表したものが製品コンセプトと言えばわかりやすいでしょうか。

たとえば、女子高生をターゲットにした文房具をの製品コンセプトを考える場合

女子高生のニーズが「安くて、カワイイ文房具が欲しい!」であるとします。

その時の文房具の製品コンセプトは

「高校生の平均的お小遣いで買える値段設定、および見た目がカワイイ文房具」

となるわけです。

さらにマーケティング活動を行う上では、競争他者を考える必要があります。

せっかく製品・サービスを考えても、既にそういう商品があれば売れないですよね。

女子高生達が「安くて、カワイイ文房具が欲しい!」と思っているのならば

自社以外にも、安くてカワイイ文房具を作ろうとしている会社は多くあるはずです。

どのように他の企業を出し抜いて、お客さんのニーズに対応するか考える必要があるのです。

言い換えれば、競争他者の中で

「うちはこんな製品で勝負するんだ!他の製品とは違う!」

と、自社製品を位置付けることであり、そのことをポジショニングと呼びます。

標的市場の決定、製品コンセプトおよびポジショニングの明確化と言えば難しく聞こえますが

要するに、「誰に(who)」「何を(what)」「どのように(how)」と考えればわかりやすいです。

そして、その3つを考えるのに役立つSWOT分析について詳しく勉強します。

マーケティング・ミックスを行う=より細かく分析していく

標的市場、製品コンセプト、ポジショニングが大まかに決まった後は、より具体的な計画を立てていきます。

その際に用いられるのが4P’s(フォーピーズ)と呼ばれる考え方です。

これは①プロダクト(Product:製品)、②プライス(Price:価格)、③プロモーション(Promotion:販売促進)、④プレイス(Place:流通経路)のことを指します。

製品コンセプト(=何を売るか)についてより細かく分析するために使うのが

①のプロダクトと、②のプライスです。

自社の製品についてより細かく決めていき、さらに価格の設定などを行うのです。

ポジショニング(=どのように売るか)について細かく分析をするために使うのが

③のプロモーションと、④のプレイスです。

んな風に宣伝を行って、どうやってお客の元まで届けるのかを考えます。

製品コンセプトとポジショニングをこのように4つの視点に分けて計画を立てる活動を

マーケティング・ミックスと呼びます。

まとめ

上に述べたことを1つの図にまとめました。

Whatmarketing

以降、市場の細分化から細かくまとめていこうと思います。

それでは最後までご覧いただきありがとうございました。

参考文献

ビジネス・エッセンシャル第6章を参考。

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