「ちょっとインドまで行ってくる」バラナシ編その2

       
   

洪水のバラナシ観光

前回の記事はこちらから

高熱を出してぶっ倒れ、ゲストハウスで爆睡してた私

外の扉をガンガン鳴らす音

「なんだなんだ」と外に出ると、ゲストハウスのオーナーが

「どうしたんだ?体調が悪いのか?」

「うん・・・ちょっと風邪ひいたみたい。ちょっと休m」

「オイ待て!風邪なら外で観光した方がいい!閉じこもってちゃダメだ」

とまあ、外でお金を使わせたい感満々の彼

熱も多少引いていたし、せっかく来て観光しないのもなんなので、バラナシの町を歩いてみました。

 

メグカフェでの日本食に感動!

熱っぽいということもあって「辛くない料理を食べたい!」

という理由から、インドで日本食が食べられるという「メグカフェ」さんに行きました。

メグカフェ フォートラベル

店内は綺麗で、エアコンもついてます。

マスターのメグさんは、15年間もバラナシでお店をやっているそう。すごいなぁ。

料理は人気の親子丼を頼んでみることに。

Megucafeoyako

 

これがとても美味しい!!!

あのインドの、モッサモサした米じゃなくて、ちゃんとモチモチした米!

確かに普通の親子丼なんだけど、でもインドで普通の日本食が食べられる貴重さ

ちなみに、店内はインドの方は少なくて、欧米の人とか、日本のバックパッカーが多かったですね。

 

道で出会った”自称”ネパール人のおっちゃん

メグカフェから一旦ゲストハウスに戻ろうと思っても、道に迷ってしまう。

そんな途中で出会ったのが、“自称”ネパール人のおっちゃん

自分の泊まっているゲストハウスを知っているから、観光しながら連れていってくれるとのこと

もう一切信用していないけど、疲れていたのでお願いすることに

歩いている途中


おっちゃん「いやー、インド人って、ゴミをそこら中にほかすし、交通マナーは悪いし・・・」

私「わかるわかる。で、ネパールはどうなの?」

おっちゃん「ネパールはもっと綺麗だし、マナーもいいよ!そして私ネパール人、マナーいい。わかる?」

私「なるほどね〜(なんかこいつ胡散臭いぞ)」

途中、マニカルカーガート(沐浴場)に行こうと思うも、この有様

Gannga

 

自称ネパールおっちゃんは、「これじゃダメだな」と言って

入り組んだ街の中を観光案内してくれることに

道中、牛さんと戯れながらチャイを飲んで休憩して

Indiacow

 

だんだんおっちゃんと打ち解けていく私

そして、街中を歩いていくと、おっちゃんが


「ここらの区域はな、イスラム地区なんだ。そして、彼らはここでシルクを織って暮らしている。」

私「へぇ〜」

おっちゃん「で、だな。ここの近くに俺の親戚が経営するシルクの工場があるんだ。ぜひ見学していってくれ。」

私「ヤダ。」

おっちゃん「心配するな。俺はな、日本人にインドの文化を知ってほしいんだ。別に何か買ってほしいってわけじゃない。俺はそんなマナーの悪いインド人とは違う、ネパール人だぜ?」

私「うーん・・・」


とまあ、だんだん雲行きが怪しくなってきましたが、熱と疲労で思考能力が低下していたのか、ついていくことに

 

Indiasilkfirm1

 

Indiasilkfirm2

 

実際に連れていかれた工場の写真↑

ここら辺じゃ全てシルクは手作り。

1つのストールをつくるのに、大体20日間はかかるそう。

そして、工場の奥の方まで連れ込まれる私

とりあえずウェルカムチャイをいただいてくつろぎながら

どう逃げようか考えていると、奥の方から工場長みたいなのが登場。

そして一言目が「どのシルクを検討中ですか?

おい!やっぱりかよ!

“自称”ネパールのおっちゃん!客引きしないって言ったやん!

しかし自称ネパールおっちゃんは何食わぬ顔で「このシルクいいなぁ〜」と一緒にすすめてくる。

そう言う間に工場長は何枚も何枚もシルクを広げていく

値段は一つ1000ルピー・・・

ダメだ・・・完全に引っかかった・・・

「いや、俺は何一つ買わない。」

「いや、このシルクはお土産に最高だから、買っていけ」

人の話を聞かない。

交渉に交渉を重ね、この店を宣伝することと、学生だからという理由でオンボロ偽物シルクを100ルピーで買い、その工場を逃げ出すことに成功。

そして、工場から出て

私「オイ、あんたネパール人じゃないな?」

おっちゃん「いやいやwネパール人ですよwシルクお似合いだねぇ~www」

と、めっちゃニヤケ顔

おっちゃん「次は、俺の所のレストランなんかどう?500ルピーで美味しi・・・」

私「もういい!ここまでありがとな!後は自分で帰る!」

と言って、なんとか切り離してゲストハウスに帰りましたorz

どうやら、バラナシではインド人がマナーが悪い、ゴミを捨てないなど、外国人観光客が共感するお喋りをして警戒心を解いて、さらにはネパール人であることから誠実さをアピールし、客引きを行うという、高等テクニックが広がっているようです。

日々客引きテクニックも進化しているんだあ・・・

恐らく今行けばまた新しい手口に引っかかるんだろうなw

マニカルニカー・ガートでの逃亡劇

翌朝、体調は微熱まで下がっていたので、有名なマニカルニカー・ガートへ行くことに。

ここは最も大きな火葬場として知られています。

日本人がバラナシを歩けば棒に当たる、ではなく客引きに当たります。

そして彼らの多くがカタコトの日本語を話す。

急に「ドコイク!?」と話しかけられたので

「マクニカルニカー・ガートだよ。」と言うと

「あんな危ない所に!?俺が付いていってやるよ!」と、頼んでもないガイドが同行

聞けば、あそこはボッタクリがバラナシの中でも一番多いらしい

そして、到着するも、生憎の洪水でガートには入れない・・・

すると、ガイドが、ホスピスからなら火葬場が見える、と教えてくれました。

ホスピスとは、もう死を待つだけの人が暮らす施設のこと。

船の上を渡らせてもらって、ホスピスに移動。

そして、ホスピスの従業員から、色々お話を聞きます。

1日100体以上の遺体がここで燃やされているそう。

子どもはまだ死ぬのが早い?とかいう宗教上の理由で、重い石にくくりつけてガンジス川にそのまま沈めるらしい。

ちなみに、遺体はそのまま燃やされるわけではなく、来ている布に包んで燃やす。

この時の布も、男性や女性などによって種類分けされるみたい。

・・・そんなことをたくさん力説されながら


「おい、なぜ火葬場なのに異臭がしないのかわかるか?」

私「サァ・・・」

「それはな、特殊な油に漬け込んだ薪を燃やすからなんだ。」

「そして、大体 100kgぐらい必要なんだ。それがないと、焼け残って、成仏できない。」

「ここの住人を見たか?彼らのために、みんなチャリティーとして、薪を買っていくんだ。」

私「ごめんだけど、お金ないよ」

「わかってる、君は学生だから、薪を3kg1800ルピーで大丈夫だ。」


とまあ、同情を誘うかたちで、お金を要求してきます。

そんな大金そもそも持って来てないので、断って帰ろうとすると、有り金200ルピーでいいから置いて行けと脅される。

「100ルピーしか持ってないぜ・・・」と言うと

「チッ・・・仕方ない。あのお婆さんに渡してくれ。」と言われました。

寝たきりのお婆さんに100ルピーを渡すと、急にグワッと起き上がり

「あんた!!!100ルピーしかないじゃないか!この罰当たりめ!!!」とどやされる。

何だかこのままこの建物にいると危険な感じがしたので、急いでホスピスを逃げ、船のおっちゃんに50ルピーを握らせ、船の上を走りながら、逃げるようにホスピスを後にしました。

・・・もしかしたら、従業員も病人も全員グルでボッタクリをしていた・・・

なんてことはないと祈りたい・・・

その他面白かったバラナシの客引き

本当にこの街の客引きはすごい。

どこの街より観光客が来るためか、あの手この手で客に金を要求する。

もしインド初日でバラナシに行ったら、有り金全部なくなってたかもしれないw

上のようにネパール人のフリをして騙してくる人

火葬場で情に訴えながら薪代を請求する人

これ以外にも、凄い客引きはたくさんいた。

中でも印象的だったのが、洪水で店内の半分以上が浸水しているのに、ほぼ胸まで水に浸かりながら客引きをしていたおっさんだ。

もうね、なんかその商人魂に感動して、笑っちゃいましたね

私が「大丈夫?商品濡れてない?」って聞いたら

「大丈夫!濡れてても良い商品さ!どれ買ってく???」みたいに

あと、面白かったのは、街中が水浸しの中

ゲストハウスに帰ろうとすると

「おいダメだ!そっちの水たまりにはコブラがいる!だから俺の店に来い!

なんてとんでも理論を発する人がいる。

IMG 8401

 

ちなみに雨季のバラナシはこんな感じ。

おっちゃん達の痰やゴミ、牛のウンコが聖なるガンガーに流されながら、足にヌルヌルとまとわりついてくる。

街は人の声とリキシャの音、牛と犬の鳴き声という喧騒

Varanashi

 

そんなバラナシが、なんだか一番インドらしかったなぁと、帰ってきてから思う

あの足にまとわるヌルヌルは嫌だけど、インドの中で一番オススメする場所は、やっぱりバラナシかもしれないw

Varanashii

おまけ:バラナシ最高のレストラン!

ところで、バラナシで何度も何度もお世話になったレストランがある。

それがSHREECAFEというレストラン

トリップアドバイザー Shree Cafe Vegetarian Restaurant

ターリーももちろん美味いんだけど

Thalishreecafe

 

それよりもメチャクチャ美味しいのが、ガーリックフライドライス

Ghalicriceshree

 

これは本当に美味しかった。バラナシ滞在中4回ぐらい食べた記憶があるw

そして、風邪気味だったのもあって、ハニージンジャーも一緒に飲む。

またバラナシに行く機会があれば、このセットは絶対に頼むだろうなぁ笑

今バラナシにいる人は、ぜひこのSHREECAFEというレストランに行ってみてください!

次回に続く・・・

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