⚪︎⚪︎心理学を集めてみた。(心理学の分類&オススメ書籍15冊)

       
   

⚪︎⚪︎心理学ってありすぎじゃね?

最近、心理学関係の本を読む機会が多くなりました。

しかし、心理学というのは応用がきく学問なのか、その種類がめちゃくちゃ多いんですよね。

⚪︎⚪︎心理学と名のつく本が一体どれだけあることか・・・

別に心理学を専攻しているとか、そいうわけでは全くありませんが、一度心理学というものを俯瞰的に捉えて、頭の中で体系化してみたいと思います。

そしてその分野ごとに、自分が読んだ本や、読みたい本を、(主に入門本を中心に)まとめてみたいと思います。

基礎心理学

まず、大まかな枠組みとして、心理学は基礎心理学と、応用心理学という2つの種類に大別できます。

そのうち、基礎心理学とは人間の一般法則を導き出す学問です。

中でも目先の実用性ではなく、より応用性の高い法則を導き出すことを目的としており、後で紹介する応用心理学の基礎にもなる学問分野です。

基本的には実験を主に使用し、そこから得られたデータを統計的に処理することで人の心理を解き明かしていきます。

以下、その中でも有名、よく耳にする心理学を挙げましょう。

社会心理学

社会心理学(しゃかいしんりがく、英語: social psychology)は、個人に対する社会活動や相互的影響関係を科学的に研究する心理学の領域の一つ。

現在において社会心理学とは「社会における個人の心理学」と見なされている。

ゴードン・オールポートは、社会心理学を「他者が実際に存在したり、創造の中で存在したり、或いは存在することが仄めかされていることによって、個人の思考、感情および行動が、どのような影響をうけるのかを理解し、説明する試みである。」と定義した。

Wikipedia:社会心理学

基礎心理学の中でも、最近よく耳にする心理学分野、というより自分が興味ある分野。

人が社会の中でどのように動くのか、それは経済にも政治にも影響を及ぼしますからね。

ホーソン実験スタンフォード監獄実験といった、有名な実験も社会心理学の分野です。

この社会心理学の本でおすすめなのが『影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか』という本。

パラパラとしか読めてないんですが、セールスレターや行動経済学など、様々な分野に応用されている理論が、わかりやすく解説されています。

それら理論を踏まえて、具体例を解説した実践編もあるので、興味のある方は読んでみてはいかがでしょうか。

認知心理学

認知心理学(にんちしんりがく、英: cognitive psychology)は、情報処理の観点から生体の認知活動を研究する学問である。

20世紀前半のゲシュタルト心理学やバートレット、ピアジェ、ヴィゴツキーらの認知論的研究の流れを汲む分野であり、同時にハル、トールマンらの新行動主義心理学の発展形と見ることもできる。

20世紀最後の四半世紀以来、現代心理学の主流の座にあると言える。

Wikipedia:認知心理学

現代心理学の主流とWikipediaに書かれているぐらい、多くの研究が進んでいる分野。

上が社会の中での個人にフォーカスを当てたと見れば、こちらは個人単独での行動にフォーカスを当てていると言えるでしょうか。

人の脳と心理がどう関係していくのか、より生物分野からの視点から見た時、より理系らしく考えた時には、認知科学と呼ばれることもあるそうです。

その認知科学の内容を網羅的に書いてあるのが『心と脳――認知科学入門 (岩波新書)』という本。

まだ読んだことはないのですが、レビューを見る限り、結構堅めの文章で書かれているようなので、少し気合いを入れて読んでみたいですね!

深層心理学

深層心理学の基本的な理論構想は、人間の心(魂)には意識の下層において、更に深い層が存在し、無意識的なプロセスがこれらの層にあって進行しており、日常生活の心理に対し大きな影響を及ぼしていると云うものである。

Wikipedia:深層心理学

よくよく耳にする、フロイト、ユング、アドラーはこの深層心理学の研究者として紹介されることが多いみたいですね。

臨床心理学との結び付きが強い分野でもあり、精神医療の根幹を成している心理学と言えるのではないでしょうか。

結構個人的には好きな心理学の一つで、ユングの日本人研究者である河合隼雄氏の書籍である『ユング心理学入門』や『無意識の構造 (中公新書 (481))』は非常にオススメです。

ただ、河合隼雄さんの文は入試現代文に必須ということもあり、結構読むのに根気がいりますので、アドラー心理学の導入本であり、まだ読みやすいと聞いた『嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え』を紹介本に選びました。

手元にあるんだけどまだ読んでない・・・

計量心理学(数理心理学)

数理心理学(英語:mathematical psychology)は、数学を使ってモデル化などを試みる心理学の分野。

実験で観察される現象のモデル化や、測定などを扱う。厳密な線引きは不可能であるが、統計処理法の考案などは計量心理学と呼ばれることが多い。

Wikipedia:Wikipedia:数理心理学

数学を使って、観察された現象の一般法則を見い出す学問分野です。

エビングハウスの忘却曲線 (Wikipedia:忘却曲線)なんかは、計量心理学の中でも有名なのではないでしょうか?

他にもゲーム理論も計量心理学の一部と見なす場合もあるようです。(計量経済学という分野があるぐらいですからね)

どちらにせよ、統計や数学を使わなければならないので、文系の自分には中々ハードルが高そう・・・

数学が得意、かつそこから人の心理を読み解きたい!という人は、ぜひ上の教科書を一読してみてはいかがでしょう。

発達心理学

発達心理学(はったつしんりがく、英: developmental psychology)は、人の加齢に伴う発達的変化を研究する心理学の一分野。

Wikipedia:発達心理学

人間の成長とともに、どのように心理が変化していくのかを研究する学問。

倫理の教科書なんかで、青年期の発達アイデンティティの確立なんて勉強したのを覚えていますか?

アイデンティティ、自己同一性という言葉は、この発達心理学の研究者であるエリクソンから生まれたと言っても過言ではないでしょう。

それだけ、人々の成長と心理というのは密接な繋がりがあるのです。

比較心理学(動物心理、行動学)

比較心理学(ひかくしんりがく)は、系統発生の歴史、適応的意義、および行動の発達に関連し、特にヒト以外の動物の行動や、精神的なプロセスの科学的研究を指す。

この分野の研究は、多くの異なる問題に対処し、多くの異なる方法を使用することで、霊長類から昆虫まで、多くの異なる種の習性を探る。

Wikipedia:比較心理学

上の心理学が、ヒトにフォーカスが当てられていたのに対し、ヒト以外の生物の心理に法則性を見い出すのが、この学問分野です。

ペットとして飼っている犬が『今、どんな気持ちをしているんだろう・・・?』という風に、動物の行動や心理を研究するのならば、動物心理学や動物行動学になるでしょう。

対して、パブロフの犬のように、動物とヒトとの比較から、一般法則を導き出す心理学は、比較心理学と呼ぶのでしょうか。

動物大好きなので、わりと興味のある分野ですね笑

進化心理学

進化心理学(しんかしんりがく、英語:evolutionary psychology)とはヒトの心理メカニズムの多くは進化生物学の意味で生物学的適応であると仮定しヒトの心理を研究するアプローチのこと。

適応主義心理学等と呼ばれる事もある。

Wikipedia:進化心理学

男性は論理的に、具体的解決策を見い出す、女性は感情的に、グループでの自分の居場所を確保する。

そんな話を聞いたことありませんか?

それは原始時代からの、人間の遺伝子に組み込まれたもの・・・

このように、人間の進化の過程で(もしくは人以前、哺乳類の進化の過程で)、遺伝子に組み込まれたメカニズムと、心理の関連性を導き出そうとする学問です。

とりわけ、無意識や精神といった、より深い心理ではなく、お腹が減る、眠たくなるといった、本能を研究する学問とでも言えるでしょうか。

 

 

これらの他にも、様々な基礎心理学がありますが、それはまた別の機会に、興味が出ればご紹介しましょう・・・。

応用心理学

応用心理学とは、その名の通り、基礎心理学から、より実用性を高めた学問領域です。

全部をあげていれば日が暮れますので、ここでは私の興味のある応用心理学を紹介しましょう。

行動経済学(経済心理学)

行動経済学(こうどうけいざいがく、英: behavioral economics)、行動ファイナンス(英: behavioral finance)とは、典型的な経済学のように経済人を前提とするのではなく、実際の人間による実験やその観察を重視し、人間がどのように選択・行動し、その結果どうなるかを究明することを目的とした経済学の一分野である。

Wikipedia:行動経済学

基礎心理学と経済学の融合した分野が、行動経済学と言えるのでしょうか。

人は必ず合理的選択を取る(=経済人)ということを前提においた経済学は、実際の世界では当てはまらないことが多いです。

プロスペクト理論ピーク・エンドの法則など、とても面白い理論を多く発表しているダニエル・カーネマン氏が、一番この分野では有名でしょうか。

(参考:ピーク・エンドの法則)

彼の著名な一冊を紹介しておきました。早く読みたい!

恋愛心理学

恋愛心理学とは、基礎心理学を用いて、恋愛に一般法則を見い出す学問です。

藤沢数希氏は、この分野を『恋愛工学』なんて名前を付けて一儲けしたみたいですね。

恋愛心理学を学べばモテモテになるか、と言われたらわかりませんが、日々の恋愛をスムーズにすることはできそうです。

犯罪心理学

犯罪心理学(はんざいしんりがく、英語:criminal psychology)は、犯罪事象を生ぜしめる犯罪者の特性や環境要因の解明を通して、犯罪予防や犯罪捜査、また犯罪者の更生に寄与することを目的とした心理学の一分野。応用心理学のひとつに分類される。

Wikipdedia:犯罪心理学

なぜ、人は罪を犯してしまうのか、実際の事件を例に基礎心理学の視点から分析する学問です。

少し前に流行った「サイコパス」なんて言葉は、完全にここの学問領域ではないでしょうか。

犯罪心理学を学ぶことで、自分が罪を犯さないようにすることができるばかりか、未然に犯罪を防ぐことも可能になるという、非常に役に立つ学問と言えるでしょう。

ついでに言えば「なぜ人は罪を犯すのだろう」という知的好奇心をそのまま満たしてくれる学問でもあります。

超心理学

日本超心理学会によれば、超心理学は、心と物あるいは心同士の相互作用を科学的な方法で研究する学問だとされる。リン・ピクネットの書籍では、既知の自然の法則では説明できない現象を研究する学問、としている。

羽仁礼は、超心理学とは、いわゆる超能力を研究対象とするものだと説明した。具体的な研究対象は、基本的にはESP (extra-sensory perception) とサイコキネシス(念力)だとされる。前者には、テレパシー、予知、透視などが含まれる。ただし実際には、超心理学は臨死体験や体外離脱、前世記憶、心霊現象をも研究対象に含む場合もある。

Wikipedia:超心理学

既知の自然の法則では説明できない現象を、心理の面から解明していこうという学問。

いや、学問として存在するのかさえ疑問があるそうですが

ロマンがあればそれでいいのさ

実際に『引き寄せの法則』なんかも、超心理学の学問領域に入るんでしょうね。

明治大学教授の心理学者である、石川幹人氏の書籍を紹介しておきましょう。

個人的に研究してみたい応用心理学

上の例から見れば、正直⚪︎⚪︎心理学って名付けたもの勝ちってことですね。

私は心理学部でも何でもなく、ただの商学部の一員でしかないんですが、独自で研究するとすれば、下の2つの学問分野を開拓していきたいですね笑

広告心理学

マーケティングを専攻しているのもあってか、どんな広告が売れて、どんな広告が売れないのか、とても興味がある分野です。

緑色より赤色の方が購入意欲を増減させる、どんなフォントが一番目に入りやすいか、ABCの法則(動物、美男美女、子ども)など、意外と法則性はあるようです。

十分基礎心理学から研究するに値する分野だと思うのですが、日本ではあまり研究している人が少なく、海外の本を翻訳しているものが数冊あるぐらいです。

ゼミに入ったら、広告心理学の研究を押していきたいんだけど、日本では盛んでない分、認められないだろうなぁ・・・

もし認められないなら個人で研究をするしか道はないんでしょうねorz

奇術心理学

奇術、マジック、もしくは手品。私の特技でもあるこの芸能は、心理学より歴史が古いとも言われています。

なにせ古代エジプトの壁画にもあるくらいですからね。

で、実際にマジックをやっている身からすれば、マジックは人の心理を利用して楽しませる芸能だと思うんですよね。

たとえば、人の意識を操る(ミスディレクション)なんかは、認知心理学の分野の研究対象になっているようです。

ただ、より多くの基礎心理学、応用心理学との比較から研究を進めれば、より面白いんじゃないのかなぁ・・・と、よくよく思うんです。

もしまだ誰もいないようなら、奇術心理学者の第一人者になってみようかな笑

さいごに

基礎心理学、応用心理学、そして個人的に開拓したい応用心理学をまとめました。

どれも興味があって、本を読んでみたいと思う学問分野ばかりです。

心理学の分類を体系化しておけば、たとえば行動経済学という言葉を聞いた時に

「ああ、経済学と心理学の融合分野なんだな」と思えるようになります。

そうすれば、よりその学問の勉強もすんなり頭に入るでしょう。

実に応用性の高い心理学。

最後に参考になるサイトのリンクを貼っておきました。

より興味のある人は是非ご覧になってください。

それでは最後までご覧いただきありがとうございました。

 

参考サイト

心理学入門入門

心理学とは何か、についてわかりやすく解説してあるサイト。今回の記事の作成の参考にさせていただきました。

この記事では紹介しきれなかった基礎心理学、応用心理学が掲載されています。

社会心理学入門

社会心理学を、日常の例にあてはめた記事が大量にまとめられており、とても面白いです。

犯罪心理学や臨床心理学についてのページもあります。

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