「ネットビジネスやってます」系大学生にホイホイついていくとどうなるか

最近の大学生に多い「情報商材系」大学生

今回の記事は大学生、とりわけ新入生達には知ってほしい内容です。

Twitter、Facebookなどを介して楽に儲けるとDMを送ってきては、情報商材を売りつけてくる人達が増えました。

( 情報商材=PDFや動画を中心に、数万円という高い値段のする商品のこと)

多くの人は「なんか胡散臭い」という感じで無視するのでしょうが、大学生にもなると「新しいことをやってみたい」と思う人が増えるので、ホイホイ話に乗ってしまいます。

今回は、彼らが一体何をしてお金を儲けているのか、その仕組みを簡単に説明するとともに、面白半分でTwitterからの勧誘についていった話を記事にまとめます。

彼らのDMの王道パターンと対策方法

twitterr

今まで私のTwitterアカウントにDMを送ってきた人達の文章をまとめてみます。

基本的に彼らは、Twitterのフォロワーを大量に買って、その後ツールで大量に見境無くフォローしています。

そして、フォローが返ってきては、DMで営業メッセージを送ります。

過去に私がもらったメッセージをまとめて、王道パターンを分析しましょう。

実際に届いたDMその1

フォローありがとうございます!

僕は福岡県出身で、現在⚪︎⚪︎大学の学生をしている20歳です^ ^

起業して成功し自由な人生にするために、学業とビジネスを両立しながら頑張っています!

市大なんですね^ ^

ビジネスとか起業したいなとか思ってらっしゃるんですか?

あるある。

ここで彼らの常套キーワードが

自由な人生」と「起業」と「ビジネス興味ありませんか?

この3つのワードに反応すれば、鬼のごとく営業メッセージが飛んできます。

実際に届いたDMその2

⚪︎⚪︎大学経営学部の⚪︎⚪︎といいます!

僕は今関西の学生60人で集まってビジネスをしてます。

伊藤さんは、ビジネスとか起業って興味ありますか?

良かったら、将来の夢とか目標とか聞かせてください!

王道パターンその1の「起業」と「ビジネス」が入ってますね。

さらにこの人は「関西の学生60人」という、なんか凄そうな数字を取り出して、「おお、なんか凄そう・・・」と思わせてきます。

このDMからはもう一つの王道パターン。

将来の夢や目標があります。

すこしでも解答にまごつけば「将来を安定させるためには・・・」という形で営業をしかけてきます。

実際に届いたDMその3

フォローありがとうございます!

関西に住む学生です⭐︎

僕は大学に行きながら、自分の「好き」を活かした情報ビジネスをやっています。

もしビジネスや起業とかに興味があれば、色々とお話しましょう!

最早テンプレ。

実際に届いたDMその4

フォローありがとうございます!

プロフィールを見て興味を持ったのでフォローさせていただきました!

僕は今パソコン1台好きなことを情報発信しながら様々なビジネスを展開しています(^ ^)

僕は京都府京都市に住んでいるのですが、どちらにお住まいですか?

こういうビジネスの文章で顔文字を使っている時点で論外な気もしますが、それ以外に重要なキーワードが3つあります。

1つ目はパソコン1台

2つめは好きなことを情報発信

3つ目はどちらにお住まいですか?

とりわけ、住んでいる場所を聞くのは、返事しやすいためか、よくテンプレに使われています。

実際に届いたDMその5

フォローありがとうございます!

よろしくお願いします!

ネットビジネス興味ないですか?

単刀直入すぎ、むしろ潔い。

王道キーワードまとめ

自由な人生」「起業」「ビジネス興味ありませんか

パソコン1台」「どちらにお住まいですか」「好きなことを情報発信

TwitterのDMに対する対策方法

1:以上なまでのフォロワー数がいる学生はフォローしない。

→5000人を超えている場合、架空アカウントがほとんどです。フォローすればDMが9割飛んできます。やめておきましょう。スパム行為をTwitterに連絡して、ブロック安定。

2:王道キーワードに反応しない。

基本的に無視

3:つぶやき内容に注意する。

「ばいとつかれたぁ〜」とか「働きたくないでござる!」なんていうつぶやきをすれば、奴らはすぐ飛んできます。

ツールにひっかからないようなつぶやきをしましょう

さて、基本的にフォローしない&DMに返事しないで話は終わりなんですが、人間は知らないことを欲する生き物。彼らがやっていることに少しばかり興味を持つ人もいるかもしれません。

そこで、実際に彼らのDMの営業に乗っかって、会ってみることにしました。

カフェに連れ込まれる

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Twitter上で住んでいる場所を聞き出し、適当なカフェに入るのが常套手段。

これ、可愛い女の子がやっていればまだ目の保養になるんだけど・・・。

そして、話の内容も基本的にTwitterとおなじ。

最後に、ネットビジネス塾への勧誘を勧められます。

驚くのはその費用。一括30万円

どうやらローンも組めるとのこと。

そして、彼らの売り文句が

「30万円なんて、1ヶ月で回収できる!回収できなかったら返金!」

実際にこういった塾に通っている知り合いに聞くところ、回収できている人は全体の15%ぐらいらしいです。

きちんと契約書通り手順を踏めば返金できるんでしょうが、その契約書が非常にややこしい。結局めんどくさくなって、返金を諦める、ということが多いみたいです。

で、実際に稼げるのかっていう話

osatuosatu

稼いでいる人もいるみたいです。

商才が素晴らしく、塾で学んだことを十二分に発揮し、本当に自分が得意な分野で稼いでいる人もいます。

しかし、上でも言ったように成功している人は1割いれば良い方。でも

何の専門知識もない学生が、一体どんな役に立つ情報を持ってるのか

お金になるほど有益な情報を持っていない、でもお金は欲しい、そういう彼らが辿り着く先は、塾の中で営業マンになること。

Twitterでテンプレを使って情弱(=情報弱者)を釣り、塾に入会させた分のマージンを貰う、これが果たして自由なんでしょうか。

彼らは何をして稼いでいるのか

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実際に稼いでいる人がいるのなら、その理由があるはずです。

主に彼らが使用するマーケティング手法は、DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)と言われます。

ダイレクト・マーケティングとは、簡単に説明すれば

テレビのCMのように不特定多数の人に行う宣伝ではなく、より見込み客に絞って宣伝を行うこと。

見込み客を見つけ出すまでの過程、見込み客に対する宣伝(キャッチコピー)などもダイレクトマーケティングと呼ぶ。

ダイレクトマーケティングと一口に言いますが、その呼び名は色々あります。

顧客との関係性を大事にすることから、CRM(カスタマーリレーションシップマネジメント)であったり

一度広告に反応した顧客に対して重点的に広告を出すDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)であったり

顧客を特定のカテゴリーに分類して、リスト化し、そのリストごとに広告を出すリストマーケティングであったり

様々な呼び名があります。

アメリカの通信販売から生まれた宣伝方法であり、費用対効果が良いことから、効率的な宣伝方法と言えるのでしょう。ネットとの相性が非常に良いのも特徴の一つです。

加えて、社会心理学の力も大きく利用されています。

どうすれば人は物を買いたくなるのか、心理学的に考えられ練られた文章や画像・動画を駆使しているのです。

お金に罪はない、情報弱者は常に損をする

joujaku

情報化社会なのだから、ネットでビジネスすること自体おかしいことではありません。むしろ今後重要になってくる分野だと思います。

しかし、Twitter上でのネットビジネス塾の営業マンの口車に乗せられて、ネットビジネスをやったり、情報教材を買うのはただの情報弱者。

営業マンは、あなたの幸せを願ってTwitterにDMを送りません。

カネになるから、あなたに宣伝をしているです。

お金に罪はないですから、彼らは割り切っているんですよね。

その点ではとても賢いし効率的。稼ぐことに罪悪感は邪魔です。

彼らが行っているビジネスの手法は、本を探したり、無料のネットでたくさん出てきます。そういった最低限の情報を持った上で

「より実践的な方法を学びたい、もしくは一人ではモチベーションが続かないのでお金でやる気を買う、自分で勉強する時間が無駄だ」

そのような、感情に流されない主観的な判断が必要になります。

冷静に、落ち着いて考えて、本当にその情報が役に立つのかを見極める審美眼も必要ですね。

おわりに

さて、TwitterやらFacebookでよくみかけるネットビジネス塾への勧誘。

最近はその数が増えすぎて、最早オワコン。

それでも、毎日にように感情に流されて釣られている人がいるのは確か。

それでは最後に、ネットビジネスに興味がある人に向けた本やURLを紹介して終わりにしようと思います最後までご覧いただきありがとうございました。

オススメ本・URL

[ferret]

最新のWebマーケティング情報が満載。よくお世話になっています。

リストマーケティングを、初心者でも実践的に、わかりやすく解説。

ダイレクトレスポンスマーケティングを、より学問的に解説してある、マーケティングの教科書です。

また、この本の社会心理学の内容は、多くの広告に応用されています。

コピーライティングを学問的にとらえた一冊。

最近読んだ中でもかなりのお気に入り。キャッチコピーを体系的にまとめられています。

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コメント

  1. たこ より:

    僕にもこの手のDMが来ました。

    この方達は法律に触れてないんですか?
    触れてないにしても一泡ふかしてやりたい場合はどうしたらいいか教えていただけると嬉しいです。

    よろしくお願いします。

    • Terry より:

      コメントありがとうございます。
      私も法律に詳しくないので細かいことはわかりません。
      が、特定電子メール法や誇大広告による詐欺罪など、違法な部分は探せばボロボロ見つかると思います。
      一泡ふかせる、相手に一番ダメージになるのは、ビジネスが続行できなくなることでしょうから、消費者センターや警視庁への通報(違法な部分があれば)、もしくは匿名掲示板(詐欺同然のサイトを貼る掲示板があるそうです)での公開などでしょうか。
      もしくは相手のサイトが炎上すれば、誰も買わなくなるかもしれませんね。

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