『プロの代筆屋による心を動かす魔法の文章術』レビュー

コピーライティングを勉強したい方へ

コピーライティングと最近よく耳にしますが、個人的にその定義は

『文章で人を動かす力』だと思っています。

映画のキャッチコピーなら、その映画のコンセプトを一言で表現し、見たいと思わせる、もしくは人を感動させる力。

セールスコピーなら、欲しいと思わせ、商品を買わせる力。

ラブレターなら、自分の気持ちを相手に伝え、相手の気持ちを自分へと引き寄せる力。

ふとぼんやり周りを見ると、そこにはコピーライティングで溢れています。

だけど、そんな文章での人の動かし方、心に響く文章の書き方なんて普通に生きていれば学ぶことはありませんよね。

( 大学では堅い堅いレポートの書き方なら学べますが )

今回読んだ本は、そんなコピーライティングを何の予備知識もなく、それこそ中学生でも読めるように書かれている本です。

その中でも特に印象に残った箇所をレビューするとともに、どんな人にオススメかを書きたいと思います。

第1章より

文章は「中学生がわかる」がポイント

この項目の見出しの中で印象に残ったのは

  • 読解の基礎は12歳までに養われる
  • 難解な文章は読む人を馬鹿にしている
  • 書くことは知識や文章力をひけらかす場ではない

という3つの項目。まるで自分のブログを言われているようでグサッときました。

確かに今思い返してみれば、自分の読解力は中学生の頃からあまり変わっていない気がします()

受験現代文なんかを経験してきたので、ある程度ややこしい単語などは頭に入っていますが、それは『しっかり読もう!』と意識している時だけで、ふらっと読む時の読解力は中学生レベルと何ら変わらないということです。

なのに、どうしても人は『俺ってこんな難しい言葉使えるんだぜ』とか、こ洒落た表現を使いたがるものです。

たとえば、最近Twitterで株式会社LIGの代表挨拶が評判になりましたよね。

真のエクセレント・カンパニーを目指して

今、IT業界は革命の時代に突入しています。 2000年初頭に起こったパラダイムシフトにより様々なキャズムが取り払われ、各社のコアコンピタンスがコモディティ化された結果、先の見えない不況が我々の眼前に覆いかぶさってきています。LIGは自社の強みでもあるファクトベースにおけるブルーオーシャン戦略、いわゆるボトルネックを排除したベネフィット創出事業にフルコミットする事で、安定的な成長を続けています。

もちろんこの文章、本人がわざとわかりにくく書いているわけですが、この第1章の内容をうまく皮肉していると思いました。

書くことは知識や文章力をひけらかす場ではなくて『人にものを伝えるため』にある。

それを今一度考えさせられる章です。

第2章より

なぜあなたの文章を読んでくれないのか?

第2章からはこの項目をレビューします。

  • 伝えたい目的がはっきりしない
  • 人の自慢話は聞きたくない

ブログを書いていてよく思うのが、『結局何を伝えたいんだっけ?』と思い、ただの自己満足記事になってしまっていることです。

それを防ぐために、なるべくまとめを書こうと思っているのですが、それでも『?』となる記事が見返すと多いですね。

伝えたい目的をはっきりさせることは、文を書く上で絶対だと思います。

さらに、2つ目の項目として人の自慢話は誰も聞きたくない、これは思わず耳を防ぎたくなりました。

上でも言ったように人は自慢をしたがる生き物、スキあらば自慢します。

特に学生ならばTwitterなんかその宝庫ですよね。

ある人のTwitterの投稿を10も見れば、その人の自己顕示欲の強さを見て取れると思います。

自慢話なんて、誰も聞きたくない、そう肝に銘じてTwitterは更新するようにしましょう笑

第3章より

最後の章からは自分にも、周りの人間にも当てはまっていた内容をレビューします。

相手を怒らす「ありがとうメール」送っていませんか?

  • 目上の人に「すばらしい」はタブー

私の先輩に、「すばらしい!」が口癖の人がいました。

いました、というのは今その人との付き合いを控えているためです。

私が何か言えばすぐ「イイネ!それイイネ!素晴らしいよ!」なんて返事。

具体的に何がすごいのかも言いませんし、結果も出していないのに上から目線なのです。

いわゆる『意識高い系』というカテゴリーに分類できるのでしょう。

彼のFacebookを覗いてみると、わかりにくい単語と文章が並んでいました・・・。

とまあ先輩を反面教師の例に出しましたが、実際私もプライド高く、意識高い系と言われても文句言えない人なので、「スバラシイ」の言葉をうまく考えて使わないとダメだなぁ・・・。

こんな人にオススメ

文章を読むのが苦手な人

そもそも小説も文庫本も、自己啓発本も専門書も、新聞も嫌い、活字だいきらい!

という人でも気軽に読み進められます。

そりゃ「心を動かす」と堂々にタイトルに書いているんですから、その人の文章が読みにくかったらキレますわ。

中学生でも読める内容です。例も多いのでわかりやすいと思います。

文章を書くのが苦手な人

文章を書くのが苦手な人、たとえば小学校の時の「読書感想文」の1文目にかなりの時間を要する人。

そんな人でも、どんどん文がうまくなるよう、ステップアップできる課題があります。

句読点の打ち方など、学校では教えてくれないテクニックも役に立つと思います。

「ウサンクサイ」セールスコピーばかり学んでいる人

一時の情報商材ブームの影響か(特に学生を中心に)、ウサンクサイコピーばかり書く人が増えてきました。

ウサンクサイコピーも人の感情を揺さぶるという面では役に立つのですが、その前に基礎の基礎をおさえた方が、成約率も高まると思うんですがね・・・

キャッチコピーの法則なんかも書いてあるので、ビジネス関係の人にも拾える知識はかなり多いと思います。

下手な商材を買うならこれ買った方がいいです。

お金のない人

私みたいなビンボー学生には、意外と本って高いもの。

でも、この本AmazonのKindleで400円でした。

400円ならまあ内容薄くてもいいかなぁ・・・という感じで買ってiPhoneで流し読みしていると、「おっ」と思う所が多々ありました

無料で冒頭の何ページかは読めるみたいなので、試読してみてはいかがでしょうか。

さいごに

さいごに、この本の短所を伝えるとすれば、簡単に伝わりやすくしようとする故に、まとまりが弱くなっているということでしょうか。

なので、この本から得た知識は、実際に一つ一つ文を書いていかないと自分の物にならないと思います。

句読点の使い方、ひらがなと漢字の比率、謝罪文や感謝文の書き方、キャッチコピーなど、コピーライティングに関する記事を書いていって、どうにか自分の知識にしたいですね。

皆さんも読んでみてレビューがあればコメントで教えていただけると幸いです。

それでは。

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