現代のアルバイト制度は古代ローマの奴隷制度と似ているっていう話

このお話しのきっかけ

どうも、アルバイトをしないとお金が稼げない大学生です。今日お話しするのは、「アルバイト」と「奴隷制度」の比較。

この前テレビでシンガポールの政策についての番組があり、そこでピックアップされていたのが「外国人メイド受け入れ政策」でした。これは、積極的に外国人メイドを国内に受け入れ、家事を中心に雑務を行ってもらう代わり、より女性が仕事に集中できる環境を作るといったもの。これに加えて外資企業の誘致政策にも成功した結果、シンガポールは東南アジアでも随一の経済発展を遂げた・・・

と、テレビの内容を要約すればこんな感じなのですが、この話からずっと前にTwitterで呟いた「日本のアルバイト制度と古代ローマの奴隷制度は同じじゃないか」ということをふと思い出しました。

この記事では、その内容について考え、より深く掘り下げてみたいと思います。

古代ローマ時代の奴隷制度

古代ローマにおける奴隷制度とはどのよなものであったのか、簡単にみてみましょう。

まず、古代ローマにおける政治制度について考えなければいけません。古代ローマは貴族が政治を支配する貴族共和制が取られていました。つまり、貴族階級の人々が圧倒的な富と権力を持っていたわけです。そして彼らは、「お金をもらって仕事をすることは卑しいことである」という価値観を持っていた所もポイントです。

そして、絶対的な権力を持ち、お金をもらう仕事はしたくない貴族達には、奴隷が必要不可欠だったわけです。古代ローマにおいて奴隷が存在していない場所は無い、と言っても過言ではないくらい、様々な分野で奴隷が活躍していました。

農業や鉱山での雑務はもちろんのこと、土木建築、公衆浴場、さらには知識のある者は家庭教師や医療、会計にまで携わっており、まさに奴隷がいなければ社会が成り立たない、とも言えるほどでした。

彼らの身分について見てみると、奴隷が虐待の対象とされ残虐な扱いを受けることもありましたが、国の政策として奴隷の殺人や虐待の禁令を出したりするなど、奴隷制度が崩壊しないための工夫も多くみられ、さらには有能な奴隷は一定の食事や寝る場所を与えられたり、10年以上真面目に奴隷を続ければ解放されるという制度もあったようです。

簡潔にまとめると

1.「お金をもらう仕事はしたくない」という貴族らによる貴族共和制。

2.あらゆる場所で奴隷が存在して、彼らがいないと(貴族達の)社会は成立しない。

3.対価として食事や寝る場所、一定の身分を与えられた。

日本のアルバイト制度

それでは次に、日本のアルバイト制度について簡単にみてみましょう。

まず、日本における経済システムは完全に資本主義社会ですね。この社会ではお金を持つ者が絶大な権力を持つことは確かです。投資家、経営者などの多くはさらに「他人に働いてもらって、自分はお金だけほしい」という価値観を持っています。

お金を持つ人達がこう考えれば、人をできる限り安く使おうと考えるのは当然ですよね。そこで出てくるのが低賃金労働者、つまりはアルバイトなわけです。今現在アルバイトのいない分野、産業なんてあるのでしょうか?

農業、土木、教育、医療、様々な分野でアルバイトが使われています

アルバイトの身分について考えてみると、日本の憲法のおかげか「最低限の生活」は保証されているみたいです。(最低限の基準は別として)しかし、最低賃金制度含め労働法があるにもかかわらず、過労死する労働者が出る悲惨な現状は変わりません。賃金を与えられたり、数年真面目に働けば正社員にランクアップできる、いや40年間働き続ければ退職金がもらえる、なんていう制度もありますよね。

簡潔にまとめると

1.「皆は働いて、自分はお金だけほしい」というお金持ちによる資本主義社会。

2.あらゆる場所にアルバイトがいて、彼らがいないと資本主義社会は成立しない。

3.対価として低賃金が与えられる。

両者の比較

それでは両者のポイントを比較してみましょう。

金持ちによる資本主義社会 ⇔ 貴族による共和制政治

奴隷がいないと社会が成立しない ⇔ バイトがいないと社会が成立しない

対価として最低限の食事や寝る場所 ⇔ 対価として最低限の賃金

・・・どうでしょうか?少し似通っているとは思いませんか?

貴族に牛耳られている社会と、金持ちに牛耳られている社会。

奴隷 ≒ バイトにより形成される社会。

対価として与えられるものも、あまり変わりませんよね。むしろお金という面で自由に使える分、生産性のない所に使う人が出てくるため、現在の制度の方が残酷かもしれません。たとえば、アルバイトをしてそのお金をパチンコに費やす・・・なんて人達ですよね。

現代の日本の労働制度と、古代ローマの奴隷制度は、これらの点から似てると言えるのです。

さいごに

日本におけるアルバイト制度が、古代ローマの奴隷制度と似ていると簡単に言いましたが、それではお金持ちではない私たちが奴隷階層から抜け出すにはどうすればいいのでしょうか?

多くの学生が、アルバイトをしています。私も、その内の一人です。学生に的を絞って考えれば、彼らは良い企業に就職する、はたまた経営者や投資家といった金持ちになるために、大学に通っている人が多いと思います。

それを、ただのモラトリアムと捉え、日々のアルバイトが「学校より楽しい」と思い始め、バイト≒奴隷という概念を持たなければ、一生奴隷のままなのかなぁと思ったり。

でも、正直資本主義社会が崩壊でもしない限り、この構造は崩れることはないでしょうから、以外と自分は奴隷ではないと思ったほうが幸せなのかなぁと思います。

そんな感じでグダグダ記事を書きながらも、毎週毎週奴隷として働くTerryでした・・・。

参考URL

Wikipedia:奴隷

安定のWikipedia先生。ほとんどパクらせてもらいました。

キャリコネニュース 東大教授「古代ローマの奴隷は今でいうサラリーマン」にネット衝撃 「社畜は過労死するから奴隷以下」の声も

さすが東大教授。もう既に同じことを言われてました。アルバイトだけでなく社員までも奴隷ということですね。

世界史講義録 第16回 ローマの文化

日本史選択だったので世界史の勉強も兼ねて。

ローマ時代の「奴隷の主人」は管理職を目指す人のお手本です

ローマ制度の奴隷のしつけ方から、経営管理の手法を学ぶ。非常に面白いです。

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えげつないタイトルのこの本、アマゾンベストセラー。古代ローマ時代において、どのような奴隷を買えばいいか、やる気の出させ方、拷問の行い方、性、反乱を防ぐ方法などの集大成。経営学的に見れば『経営管理論』もしくは『経営組織論』になるのかな?笑読みたくて大学の図書館を探したけどありませんでした。(当たり前か)読んでみた方、ぜひコメントで教えてください笑

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